おこんにちは。
皆さんは「絵しりとり」というものをご存知でしょうか。
お尻をちぎっている絵のことではなく、絵でしりとりを続ける遊びのことです。
複数人で一つずつ絵を描き、リレーをしていくこの遊び。
上図で言うとA→B→C→D→A…と続くような感じですね。
おそらく子供の頃遊んだ方も多いと思います。
実はこの3ヶ月、ペシュカ.netのメンバーで絵しりとりを行っていました。
今回はその全貌を見せていこうかと思います。
順番は
kano→豪雪→はちがつ→バリア→ごまむぎ→鮎川→kano…
で回しております。
まずはkanoが火蓋を切って落としました。
「りんご」
模範的というか、330円で素材化していてもおかしくないくらい真っ当なりんごです。
そしてしりとりあるあるなのですが、十中八九「りんご」で始まります。多分地球上に「り」から始まるものがりんごしかないんだと思います。
あるあるで始まればあるあるで続くのが世の常。
先に言いますがこのあとは「ゴリラ」が流れてきます。
この世のりんごの後ろにはゴリラがいるものです。
こちらがゴリラ。
……?
違いましたかね?
足裏マッサージを受けているおじさんだったかもしれないです。
それかヒーリングイエティ。
なんて安らかな顔なんだ。
りんごの次はゴリラだと思っていましたが、「極楽ゴリラ」が続きました。
極楽ゴリラは何に癒されているんでしょうか。
その答えがこちら。
「ラビット」ですね。
2021年夏のトレンドカラーみたいなラビットが飛び出してきましたが、足と胴が区切られているあたり着ぐるみなのかも。ある種のファッション。
ラビットの後は…
「トンボ」
良いですね。これまた無難なトンボです。
無難さランキングでしたら堂々の3位でしょう(3位が最も無難なので)。
「ボボボーボ・ボーボボ」
これまた無難なボーボボです。
よく見せようと雰囲気だけ整えようとした努力が垣間見えます。残念ながら少し太いです。
「ぼんじり」
完全に串焼きのとりわけ鳥であるという事しかわからなかったのですが、確実にたどりつく答えです。
「ぼ」から始まる串はぼんじりしかないですからね。
(ちなみに別称で「ぼんぼち」があるようです。それは見なかったことにしましょう。)
「リーチ」
いいですね。盛り上がっています。これはリーチと呼ぶ以外ないでしょう。
「スリーセブン」だった場合、このゲームの提案者がkanoその人なので、
飛んだべらんめぇということになります。
「ちゅーる」
猫ちゃんにあげる最高級品オヤツのちゅーるです。
ちなみにごまむぎは一生分からなくて「乳めっちゃあげとる」と思っていました。
「ルートビア」
唯一無二のラベル、飲む湿布ルートビアです。
確実に仕留めにきました。些かラベルの文字を書くのはルール的にどうなのかと思う気もしますが誰も何も言わなかったのでセーフです。
ここから数点、連続で行きます。
ここの4枚、皆様はどう繋がったと思いますか?
実はここ、後で判明したのですがふたつの道が同時に仕上がり、そして静かに収束していたのです。
まずは最初のこちらの絵。
ルートビアから繋がるこの子。
バリアは「アザラシ」を描きましたが別の側では「アシカ」と認識されてしまっていました。
そして「死神」、または「鎌」と繋がり、
「ミニスカート」と「マント」で続いた後
「トキ」で収束を迎えました。
さすが北斗神拳の中で最も華麗な技を持つ男。絵を見る限り何も分かってなさそうですが大きな役目を果たしたのは言うまでもありません。
柔の拳の極意はここにありました。
さて、仕切り直しの定石とも言える「キツツキ」が繰り出され、
右下のモラウの存在感が抜群な「キセル」に続き、
「ルイージ」「磁石」「クチート」と難なく繋がりました。
その流れの綺麗さを汲んでか、
超画力で生み出された「トガヒミコ」が現れ、場が騒然となりました。
これはうまんちゅ。
そして何故か回している盤面が寝ている人間の胸部という「新手の拷問か」と疑問を持たざるを得ない「コマ」が出現したその次の瞬間、
事件が起きました。
皆様はこちらが何に見えますでしょうか。
マクドナルドの店員でもなければ屋台のおやっさんでもなく、
ましてやテーブルの下からチンポだけを出した変態でもございません。
「magenta magenta」です。
飲食系の仕事についているオッサンと思われていた人はDiggy-MO’でした。
流石にこれは誰もわからず、まんまと「マクドナルド」だと思ったバリアは
「ドリル」を描いてしまいました。ご丁寧に”天元突破グレンラガン“のコアドリルです。
一瞬だけダブルオーのGNドライヴかなと思いましたが、無事「ルピー」が出て、
「ピアス」へと繋がりました。
そして現在、「スイカ」「カマキリ」と夏の訪れを感じさせている所で一時休戦となります。
やはり大人になっても、いや、大人になったからこそ絵しりとりというのは楽しいですね。
「言葉は浮かんでいるけれど描けない」というもどかしさと言いますか、歯がゆさと言いますか、画力と相手の理解力を加味して繋げないとならないという高度な戦略ゲーです。
みなさんもぜひ友人、知人やご家族と絵しりとりで3ヶ月盛り上がってみてはいかがでしょうか。
それではまた。