みなさんこんにちは。緑ノごまむぎです。
みなさんアニメ、見ますよね?
そうじゃないかと思ったんです。そういう顔してます。このお祭り野郎共が。
そんなお祭り野郎共の中にはそのアニメで最も気にいった応援したいキャラ、所謂「推しキャラ」を見つけ出す人たちもいます。
推す理由も見た目だったり性格だったり、はたまた声優だったりと様々です。
私もそういうタイプのオタクなので推しキャラが存在します。
そんでもってアニメというのは「こんなにやる?」ってほど大抵絶えず放送されているもので、現在2022年冬アニメ期である1月からも60作品以上が毎日どこかで放送されております。平均すると毎日8,9作品放送されていることになりますね。やり過ぎじゃない??
で、今期のそのアニメの中にも、私が激推しして止まない、止んでたまるかというようなキャラクターがおります。
「明日ちゃんのセーラー服」より、峠口鮎美です。
YES,訛りガール。
私は岩手県出身で東北の訛りが好きなのですが、東北弁のキャラってなかなかいないんですよね……。基本おばあちゃんだったりちょいキャラだったり、県から県への関所にいる人だったり。
音声作品とかでもたまに東北弁の作品を検索してみるんですが、ヒットしたとしてもこの道50年のベテラン農家みたいな、常にダイゼンカイな方言の放出の仕方だったりするんです。
そうじゃなく、若さある標準語と訛りがミックスされたまだまだ染まりきっていない感じの訛りが欲しいのです。
私は欲しております。情報を下さい。
そこでこの峠口鮎美、ピッッッッッタリです。
声優さんは以前紹介した「きみみみ」のメインヒロインゲッコーちゃん役や、「ゆるゆり」の赤座あかり役でお馴染みの三上枝織さん。
三上さんは峠口さんと同じ青森県出身なので訛りの演技に安定感があり、峠口鮎美というキャラクターを見事に引き出しています。
峠口さんは一人称が普段は「私(わたし)」なのに心の声などの地の部分では「私(わぁ)」になったり、「忘いだ」「思わねがった」とか言ったり、出すところは出すところが良いと思います。
主人公の明日小路は、現在は制服がブレザーの蝋梅学園に単身セーラー服(昔の制服)で通う、アクティブで自然体な女の子なのですが、その明日ちゃんと入学前に関わったエピソードがあるのは今のところこの峠口鮎美だけなのです。多分。違ったらごめん。
試験当日に緊張でおなかぴーぴーになった峠口鮎美が、入学試験は私服で受けるためスウェット姿の明日小路と「人混みが苦手」の理由で会場からは離れたトイレにてハンカチを借りる、という流れが初手だったため、峠口鮎美の中で明日小路は「私と同じ田舎から来たメンタルナーバス女子」に分類されていました。
しかしその実明日小路はソロセーラーのメンタル強者、木崎江利花というセレブ美人な友人を入学即日作れるほどのコミュ強なので、そんな明日小路に対し「裏切り者このぉ!」と勝手に憤ってる良いキャラです。
漫画とアニメだとシチュエーションが異なってますが、借りたハンカチを返すシーンはどちらもちょっと峠口さんの良さが溢れてます。
個人的には(ずぅっと個人的な話ですが)アニメ3話で明日ちゃんとその友達の古城さんが入る部活を探す話で、乗馬部に行った峠口さんが戸鹿野さんと話してる時の、
峠口 「乗馬部行ったら、ほんとに馬がいでさ〜」
戸鹿野「へぇ〜……大きかった?」
峠口 「あ、でっけがったぁ」
の「あ、でっけがったぁ」の言い方が良く、東北訛り好きにはありがたいナチュラル訛りが聞けてよかったです。
ちなみにアニメ3話は明日ちゃん作品内の全てのフェチズムがパッツパツに詰まっているので超絶おすすめです。
「プロローグ的な話はいらねぇよ」という説明書を読まないタイプの人には3話から見ることをお勧めします。これは割とマジです。
と、長々と峠口さん周りについてのお話をしてきましたが、明日ちゃんのセーラー服のアニメ、びっくりするくらい良い作品なので本当に色んな人に見て欲しいんです。
私は「○○しないと人生損してる」という言葉が好きではないのですが「そういう表現、必要だったのか」と思うほどごりごりにお勧めのアニメです。
現在Amazon Prime加入者であれば放送分は全部見られるので、ご加入しているのであれば見て損はないと思います。
トップをねらえ!のついでにでも良いので見てみましょう。
すごいよほんと。
原作はコマ線引かないことがあるよ。
引かずにこうだよ。すごいよ。
というわけで今回は峠口鮎美並びに明日ちゃんのセーラー服についてのお話でした。オタク〜〜〜。
明日ちゃんのアニメは毎週土曜日24:30からなので、この記事を読んでほんのちょいでも気になった方は今晩、どうですか?
(19日放送分は特別編成により24:32〜 となっています。この2分を気遣うのが日本人の心です)
今夜放送する第7話はギターを弾きたい少女、蛇森生静のお話です。
私は見ますよ。
それでは。
お疲れ様でした。