「三鷹駅」を皆さんご存知でしょうか。
東京23区のさらに西側。多摩地区に足を一歩踏み入れるとそこにあるのが三鷹市。電車では東京駅から中央線に乗るか、近辺の駅から総武線に乗るかしてどんどん都心から離れていけばそこにあります。
三鷹市は東京の中であり、東京駅や新宿駅と言った大きい駅にもしっかりとアクセスが効く素晴らしい立地。にもかかわらず、都会の喧騒とは無縁の街です。夜は静かで暗いぐらい。朝も静かです。ただ、あたり一面高級車が並んでいる一軒家ばかり。月並みな表現ではありますが、お金持ちがいっぱい住んでいるのでしょうか。
ところで、私はこの街の雰囲気が好きでたまに飲みに行きます。その際に聞く噂としては、周辺にアニメ会社がいっぱいあるので、極々まれに関係者さんが現れるのだそう。確かにバーに行ったりすると、マスターが聞いたことのあるアニメ会社さんの名前を出していることもしばしば。
なので今回はそんな三鷹駅周辺のアニメ会社さんについて軽くまとめてみたいと思います。ついでに私が行って楽しかったバーも挙げておきます。私の備忘録のために。
株式会社ぴえろ
まずは株式会社ぴえろさん。
代表的な作品に「おそ松さん」や「NARUTO-ナルト- 疾風伝」などが挙げられます。
設立は1979年と歴史はかなり深く、特に1981年の「うる星やつら」でアニメーション制作を担い、一世を風靡したとのこと。そこからフジテレビ系列で放送された作品を多く手がけ、特に1992年の「幽☆遊☆白書」のアニメ化で視聴率的にも成功を収めた結果「週刊少年ジャンプ」原作の作品についても数多く携わっていったとされています。(wiki調べ)
そんな株式会社ぴえろさんは、JR三鷹駅から徒歩で約7分とかなり近い位置にあります。
ちなみに入り口の上にあるモニュメント・・・。夜になるとかなり不気味にも見えますので、機会があればお邪魔にならない範囲でぜひ見にいってみてください。
株式会社ヘッドワークス
続いては株式会社ヘッドワークスさん。
代表的な作品については「邪神ちゃんドロップキックX」の美術監督・美術設定・背景や「転生したらスライムだった件 第3期」美術設定などなど。HPを窺う限り、特に美術・背景に特化した制作会社さんのようにお見受けいたします。
また、代表取締役社長の佐藤正浩さんは会社の設立以前からメカニックデザインとして「うる星やつら」や美術デザインとして「きまぐれオレンジ☆ロード」などの作品に携わられていたそうです。この2作品は上記のスタジオぴえろが製作として参加しており、現在でも「おそ松さん(2期)」などの作品で協力関係にある印象を受けます。
そんな株式会社ヘッドワークスさんはJR三鷹駅から徒歩15分と、少し距離があるものの徒歩圏内にあります。
E&G株式会社
アニメ会社さん最後はE&G株式会社さん。
代表作には「時空冒険・聊斎志異」という、中国の昔の短編小説をもとにしたアニメーションなどを手がけていらっしゃいます。
また、出版業としても『いぬだらけ刺しゅう380』のような刺しゅう本や『キューピー人形の着せ替え75』といった、手芸関連の本も手がけられています。
JR三鷹駅からの距離は徒歩4分と他のアニメ会社さんからよりも近い位置にあります。ただし、E&G株式会社さんは三鷹駅の北側にある会社です。
おまけ:楽しいバー、コノイソージュ・コンシェルジュ
さて、おまけに私が先日訪ねて楽しかったお店をご紹介。
それが、コノイソージュ・コンシェルジュさん。先日の記事にもどこかで書いたかと思うのですが、アルドノア・ゼロの第一話に出てくるバーのモチーフになったお店さんです。
オーナーはかなり気さくに話しかけてくださる方です。そしてそれ以上にもう一人のバーテンダーさんが本当に面白い!ゲームの話やお酒の話に付き合っていただいたり、わがままを言って店内のBGMを変えてもらったり・・・。本当に至れり尽くせりでした。
そして提供していただくカクテルはどれも美味しいものばかりなのですが、特に印象に残っているのが「ゴールデンキャデラック」というお酒。
似たお酒にグラスホッパーというお酒があるのですが、グラスホッパーの味はチョコミントのような感じ。そしてこのゴールデンキャデラックはそこに他のハーブの香りを足したような味わい。ベースのお酒の違いによるものだと思います。
そんなコノイソージュ・コンシェルジュさんは夜20:00〜翌朝5:00まで営業。定休日は日曜日となっております。
三鷹駅から徒歩3分ほどの雑居ビル地下1Fにございますので機会があればぜひいってみてください。いろんなアニメのポスターが貼っていてみていて面白いですよ!
さあ、こんなに魅力的な街、三鷹市に一度足をお運びくださいませ。
それでは、現場からは以上です。