昨日資格勉強の合間にからくりサーカスを読破した底辺社会人、豪雪婦人です。
しばらくぶりですが、会社にもまれ体力をそこの方まで使っていました。
さて、からくりサーカス、という漫画やアニメをご存知でしょうか?
ざっくりいうと、サーカスを舞台にした人形VS人間のアクション漫画です。
その主人公である「才賀勝」という少年。小学生なのになかなか胆力が強く、逆境にも屈しない学ぶべきところの多い少年です。
そんな勝ですが、かなり数奇な人生に巻き込まれながらも、強くたくましく生きていきます。その中で一人の女性に対して特別な感情を持っていきます。
それが、「しろがね」という女性。
この女性がからくりサーカスでかなり重要な人物なんですが、最初のうちは勝を守るためのボディガードのようなイメージでした。
しかし、一緒に暮らしていくうちに、いつの間にか一人時の女性として愛するようになったようです。
さて、話はここから。
しろがねという女性には憧れの男性がいます。あまり感情を表に出さないしろがねですが、その人のことを思うときは穏やかで幸せそうな顔になります。
それを知っていたからか、最後の最後に勝は命がけでしろがねを手放します。
しろがねはおそらく勝と一緒になるという選択をしていたとしても幸せになったでしょう。
しかし、それ以上にしろがねを幸せにしたいと思ったからか、彼女のためにかなり危険な橋を渡ることになります。
何か、小学生とは思えない男の選択ができる本当にイケメンだな、と思いました。
彼のように人を幸せにするため引き下がるのは、もしかして意気地なしとか思う人もいるかもしれません。しかし、それでも本当に愛しているからこそ、他人に任せる、ということができるのかもしれません。
何年も前の漫画にここまで情念を動かされるとは思いませんでしたが、衝撃的でしたのでここに記します。
皆さんも機会あればぜひ読んでみてください。
それでは。
現場からは以上です。