5回目で確定勝利?ヒット&ブローの解き方とは。

2021年5月26日
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ワイシャツの右ひじが破れました。しかも2着。どうも鮎川です。

ゲームっていろんな種類がありますよね。私はゲームがめちゃくちゃ好きなんですけど、その中でもしっかり考えてやるゲームが好きなんですよ。例えば、人狼ゲームとかナンプレとかですね。今回はそれらの中でも世界のアソビ大全51というゲームの中にある「ヒット&ブロー」というゲームについて話していきたいと思います。

 

まず、このゲーム1人用と2人用でルールが変わります。基本的な操作や考え方は変わりません。まずそこを説明します。

 

このゲームの最終目的はランダムに決められた4つのピンの並び順まで当てることです。全部でピンは6種類あり、設定でピンの同色の有り無しを決めることができます。簡単な例を挙げると、4つ全部青のピンというのが同色無しだと答えにはなりませんが、同色有りだと答えになります。

 

答えとして考えられるものは、同色無しの場合₆P₄=360通り、同色有りの場合6⁴=1296通りとなります。もちろん同色有りの方が難しいです。

 

やれることは4つのピンを選んで回答することのみです。するとその答えがどれだけあっているかを判定してくれます。その情報をもとに回答、判定を繰り返して答えを当てるというゲームです。

 

判定はヒット、ブローの二種類で判定されます。ヒットはピンの色、場所ともにあっているピンがあるときにカウントされます。ブローはピンの色はあっているが、場所は違うピンがあるときにカウントされます。

 

上の画像では1ヒット2ブローと判定されているので、色と場所があっているものが1つ、色のみがあっているものが2つということです。もうひとつは色が違うということですね。これらを繰り返し、4つのピンの組み合わせを当てるゲームです。

 

これまでは1人用の遊びになります。2人用の遊びは交互に回答していきます。入力したピン、判定は共有されます。そして先に当てた方が勝ちとなります。

 

友達とかとこのゲームやろうってなった時、実力が拮抗してる場合は2人用の対戦だとゲームが成り立たない可能性があります。理由は説明しません。理由を知ると成り立たなくなる可能性が高くなるからです。

 

よって、私は2人プレイはおススメしません。やるなら似たような対戦型のゲームをおススメします。ここでは紹介しませんが、いつか紹介できればと思います。

 

ここからは1人用プレイの解説をします。そして今回は同色無しルールでやります。同色有りは難しいのもあるんですが、無しの方が基礎的であること、応用が利くという点もあります。

 

アソビ大全内のコラムで5回以内にクリアできるとかいてあったので、それの解説をしていきます。しかし、今から紹介するのは5回以内に確定でクリアする方法ではございません。一瞬で矛盾したような感じに思えますが気にしないでください。全てのパターンを想定しきっていないため、強く言えないだけです。

 

私はこういう考えるゲームにおいて、最初の動きは決めています。初動は重要で、上振れや下振れに振り回されたくないからです。私は最初こうしてます。

 

左から1つずつ入れただけですね。これで得られる結果はヒットとブローの合計値が2,3,4のうちのどれかです。4ならもちろんその4つが、2なら選んでない2つが、3なら選んでない2つから1つが答えのパーツになります。

 

ここで初めて考えます。合計値が4や、3ヒットなら勝ち確です。必ずあと4回でクリアできます。合計値3は普通で、2ならちょい上振れぐらいです。一応簡単な確率の話をすると、合計値4は1/15、3は8/15、2は2/5です。

 

3ヒット以外の合計値3の時の話を進めます。次の回答は使ってない2つのピンと他2つはさっき選んだピンから選びます。ここから先の回答での注意ですが、基本的にピンを置く場所は変えます。理由は場所も特定するため、いろんな場所で判定を行うためです。2ヒット1ブローの時は逆にピンの位置は固定の方がいいです。

 

一回目とは場所を変える

ここで出てくる合計値は3か2です。どちらにせよ2つのピンが確定して、もう2つは4択になります。まず3の時、1回目と2回目の両方に入っているピンが2つありますがそれは答えのパーツ確定です。

 

何故なら、2回目の2つは1回目に入っていないので、どちらともが答えのパーツになることはない。合計値3であるため1,2回目の両方に入っている2つのピンは確定です。そして1回目に入っていて2回目に入っていないピン、1回目に入っていないピンがそれぞれ2種類ありますが、そのうちの1つが答えのパーツです。

 

逆に2の時、これは1回目に入っていて2回目に入っていない2つのピンが確定です。理由は先ほどと逆です。そして1,2回目両方に入っているピン、1回目に入っていないピンがそれぞれ2種類ありますが、そのうちの1つが答えのパーツです。

 

3回目の回答は確定した2種類のピンはもちろん入れます。他は先ほどの2種類の2択から1つずつを選びます。これで得られる結果は3種類です。ヒットとブローの合計値が4,3,2です。4は説明しません。あと2回で当てることができるでしょう。

 

3回目で3の時、2択のどちらかはあっていてどちらかは外しています。なので、次の回答はそのどちらかを逆に変えてみてください。白紫、赤青の2種類の2択があって、3回目では紫と青を選んだとすると、4回目では紫、赤もしくは白、青です。

 

この時4回目の判定はヒットとブローの合計値が4,2のどちらかになります。2ならば2つとも逆だったということです。上の例で4回目に紫、赤を選んで2だったとすると、白と青が正解です。

 

今回はたまたま当たった

3回目で2の時、これは3回目で3そして4回目で2の結果が出た時と同じです。ピンの色は4つ確定しているので場所を当てに行ってください。

 

以上の方法で1回目の判定結果でヒットとブローの合計値が3の時、4回目の結果で必ずピンの色が4種類は確定します。1回目の判定結果でヒットとブローの合計値が2の時は3より簡単です。1回目で入力していないピンの色が2つとも答えに入っていることが確定しますので、1回目が3の時の3回目につながります。

 

問題はここからです。ぶっちゃけこれは色を当てているにすぎません。場所も特定しなければならないのですが、こればっかりはフローチャートでも作って説明しない限り、場合分けが多くて説明しきれません。ですが、基本的に前の回答と同じ場所に同じピンを刺さないことをしっかりすれば、だいたいは場所も確定してます。

 

ここに関しては情報をしっかり整理して、場合分けや仮定をして考察を進めてください。その時は1ヒット1ブローとかでヒットのピンを仮定するのがいいと思います。証明はできませんし、理論も説明できないです。が、4回分のヒット&ブローの情報があれば、だいたい1つに絞れます。まれに2つが絞れないときがありますが、それはピンの指す場所が悪いということです。時には同じ場所にさすことも重要です。

 

この方法は楽なやり方だと思います。ある程度適当にやっても惜しいところまで行けたりする方法です。この方法は説明してないですが、最後がかなりしんどいです。ですが、最後の考え方はナンプレなどにも応用できます。しっかり自分のものにすると、いろんなところで使えますね。機会があれば説明するかもしれません。

 

以上でヒット&ブローの簡単な解説を終わります。この記事は所々詳しく説明していない部分があります。ですが、この方法を元に考えて、しっかりと詰めれば5回以内に確実にクリア出来ると考えています。考えて1つに絞れた時は気持ちいいので皆さんもやってみてください。

 

完全な上振れ