好きなアニメのカセットを作るよッ

記事

みなさんこんにちは。緑ノごまむぎです。

皆さんはアニメは観ますか?

私の記事を読んでいる人の6000%はアニメを見る人だと思うのでこのまま話を続けます。

以前の記事で私は「二次創作をしていなければペシュカ.netに入っていなかった」と書きました。

数年前に「モノクロ嗜好」として二人で結城友奈は勇者であるというアニメで同人活動をしはじめ、そこからソロで「白黒Giovannnni」としてガールズ&パンツァーの二次創作に移り、そこで誘われた次第です。

子供の頃から絵を描くことくらいしか続けてきたものがなかったので、それを活かすありがてぇ機会です。

そして私はアニメと同時にゲームも好きなので、たまーに思う事があります。

ガルパンのゲームがファミコンであったらシミュレーションゲームみたいになるんだろうなぁ、とか、

ゆゆゆはファミコンだと背景にバーテックスが映ってる感じのゲームになりそうだなぁ、とかそういうことです。

そこで聡明な私、ひとつ考えつきました。

「捏造してそれっぽいカセット作れば楽しくなるんじゃないか!?」

と。

つまりはファミコンのカセットのラベルを好きなアニメのものに貼り変えれば雰囲気が出て「あ〜、あったわこういうの」感を醸し出せるのでは、という試みです。

ちなみにゲームそのものを作るのは完全無欠の無理難題なので今回はラベルだけ作ってあとは持ち前の空想力で補います。

作る

まずはカセットを買わなければ何も始まりませんので、みんな大好きハードオフにてジャンク品のカセットを買ってきます。

買ってきました。

これで作ります。

とりけしおねえちゃん……?

ラベルの製作に入ります。

ファミリーコンピュータ、通称ファミコンのゲームカセットは’80年代の後半から’90年代の始めごろに発売されたものが多いです。

なのでまず私が好きなアニメを

80年代っぽい画風で描いて

それっぽいタイトルロゴを付けて

そんな調子でポコポコ作っていきます。

作業中、平沢進師匠の「時空の水」をBGMとして聴いていましたが、奇しくもこれも’89年リリースでした。”コヨーテ”が好きです。WOO。

そんなこんなで完成です。

それでは順に見ていきます。

結城友奈は勇者である

上記にもあります、私の同人活動の始祖たるアニメ。結城友奈は勇者である。

2014年のアニメがこうも古くさくなりました。

おそらくこの結城友奈は”ユウナ=ユウキ“ですし

エンディングはバラード調で雨が降る窓辺が映ることでしょう。

オープニングには丸ゴシックの平仮名の字幕が付くと思います。

ラベルを作ってる時も小さな笑いが出ましたが仕上がった時には思わず普通に笑ってしまいました。

思った以上の「ありそう感」です。

そしてこれはファミコンあるあるなのですが、アニメ作品がゲームになると大抵何かの謎を提示し始めます

そして十中八九迫らないままエンディングを迎えるのです。

ガールズ&パンツァー

なんか。

違和感がない

ゆゆゆの方に関しては違和感が生む逆のありそう感でしたが、

ガルパンのこのアレンジはなんだかありそうな感じです。しっくりくる。

まぁ確かに結構’70年代パロとか’90年代パロとかもちょくちょくあるから

三億番煎じみたいなところもあるか……

ただその強烈なしっくりからくるありそう感は尋常ではなく、ここまで仕上がるかよ、と思いました。

人によっては「説明書が赤黒2色のツルツルのやつだったんだよ」とか語るかもしれません。

そしてこの西住みほのイラストは今まで描いた中でも段違いのクオリティだと自負しています。

絵柄と年代が猛烈に変わってる上でクオリティの話をしていいのか分かりませんが。

魔法少女まどか☆マギカ

おぉ~。

おぉおぉおぉおぉ。

あららら。

ありそう。

上の2つともかなり毛色は違いますがこれはこれでありそうですね。

魔法少女の姿のまどかが矢で射るタイプの横スクロールシューティングとかなのかな。

ステージを進む毎にプレイできるキャラが変わるとかもありかも。チーターマンみたいで。

杏子B連打で上に浮くバグとか絶対あると思います。

この感じどっかで見覚えあると思ったらこれアテナみてぇだな。

というわけで今回は3つの捏造ファミコンカセットを製作しました。

今回分かったことは無いものでも作れば実在感が増すということと、’80年代のキャラはだいたい髪のボリュームがすげぇということです。

みなさんもぜひありもしないゲームを捏造してみると楽しいと思います。

作ってる途中どっかで記憶のバグが起こります。ご注意ください。

この3本は一生誰にも渡しません。

それでは、

お疲れ様でした。