どうも、いつぞやの豪雪婦人です。8月になり、夏休みを満喫されている方も多いんじゃないでしょうか。私は毎日が夏休みです。
さて、正直言って何を書くか悩むこと、あります。だけではなく、こういうのを書きたい、というイメージはあるけどうまく書けない時、あります。
そんな時に、自分の代わりに書いてくれる、画期的なAIがないかな、と探していたらありました。
今日は、そんなAIは果たしてどんな風に文章を書いてくれるのか、実験してみたいと思います。
「AIのべりすと」とは!!!?
今回はこの「AIのべりすと」を使っていきます。
これは入力した文章の続きを書いてくれる、そんな画期的なブラウザアプリなのです。使い方は以下に記しますが、とっても簡単。最初に何文かを入力したあと、AIに書いてもらうだけです。
今まで私はAIというものが創作に深く関わることはないと思っていました。しかし、このように明確に私たちの目の前に創作(を補助する)AIが登場したのです。
もちろん0→1のような仕事は難しいかもしれませんが、遊ぶのには十分な仕様でしょう。
百聞は一見に如かず。早速「吾輩は猫である」を例にして使っていきましょう。
吾輩は猫である by AIのべりすと
1.まずは上の「最初から始める」ボタンをクリックして、ページを開きましょう。(最初のページを下にスクロールしていくとあります。)
2.すると、このように「吾輩は猫である」の冒頭の文章が書かれています。
この後、「続きの文を書く」をクリックしてください。
3.この文章をもとに、AIが続きを書いてくれます。
4.このように、文章が青くなっている部分が今AIによって新しく追加された文章になります。
5.あとは気の済むまで「続きの文を書く」をクリックすれば、簡単に文章が現れます。
ちなみに今回AIが書いた「吾輩は猫である」は、
・何かよくわからないことに猫が巻き込まれている。
・揉めている男女(どちらか一方は動物の可能性大)
・気を失って気づいたら人間になっていた。
と言う、小説に生まれ変わりました。特に男女のうち「匹」でカウントされているのは何者なのでしょうか。もしかすると、その人もまた、元動物なのかもしれません。
先週の記事をAIに書かせたらどうなるのか
では、せっかくなので自分の文章もAIに書いてもらいましょう。
今回使用するのは、先週私が書いた記事です。
この記事の冒頭の文章がこちら。
ということで、この反転している文章をAIのべりすとに入力してみましょう。
このあとは「続きの文を書く」を繰り返しクリックするだけで私の記事が生まれ変わるのです。どのように生まれ変わったのか、みていきましょう。
助けた話はどうやら小説風に展開されるようです。AI「のべりすと」ですし、そこは仕方ないかもしれません。
さて、どうやらこの記事は冬のことを思い出した文章のようです。しかもかなり年の暮れのようです。
続きを読んでいきましょう。
季節が明確になりました。なんとクリスマス直前のようです。今年は去年よりも落ち着いた年末を過ごしているようです(多分私が)。
そこに、後輩の真鈴ちゃんからなんらかのメッセージが届きました。
真鈴ちゃん、めっちゃ煽ってくるやん。
この世界に行っても後輩から舐められてるところを見ると、やはり私は人望がないみたいです。
「失礼ね」って、唐突なオネエ言葉。一人称は「私」だけど、口調はいつもおっさんですよ、私。
と思ったら、真鈴ちゃんからご飯のお誘い。リア中爆発しろ。しかも入社すぐの子じゃん。モテてんじゃねえよ。
そして何より顔がいい、じゃねえよ満更でもない雰囲気出しやがって。
私は相も変わらずオネエ言葉だしな!「どこにしようかしら」、じゃねえんじゃい。
気づけば真鈴ちゃんからおうちデート誘われてんじゃん!?
この季節におうちデートは脈ありよ。しかも向こうから来てくれてるんでしょ、もう大勝利なのでは?
寂しい季節に別世界線の私は隣に人がいるみたいですね。心の底から憎らし羨ましい。
さて、場面転換。おそらく電車に乗った後に切り替わってるから、「■■■■■」のあとは家についてからの場面かな?てか君、最初に電車に揺られてたよ???電車の中で電車に乗ったのか、何か不思議なこともあるもんですね。
そして家に帰ったらメイド服を着た女の子がいるみたいですね。
お前、そんな子がいるというのに真鈴ちゃんに手を出そうとしているのか貴様。
これは一切許せません。
メイド服の子、真鈴ちゃんでした。
あれ、来るの明日じゃないでした???
てか一目見てわからんのなんでなん?結構大事にしてるっぽいこと書いてたやん。面影がある程度、ってことは、相当メイクしてるんかもしれないけど。
それでも気付けよ、あんなに慕ってくれてる子なんだから。
うん。ちょっと情報を整理しよう。
コスプレ好きなのはわかった。お父さんも止めちゃうよね。大切な娘だもん。どこの馬の骨かもわからんやつのとこに行くって言ったら、そりゃ心配しちゃうよね。
え、真鈴ちゃん、お父さんに会社の男性先輩の家に遊びに行くって言ったの????
クリスマス前に?????
最近の子ってそういうのちゃんと親に言うんだなあ。
(後、「なるほどねえ」って、真鈴ちゃんはそんなにコスプレ好きで通ってるん?)
あんたの母親は何を言ってるの???????????
お母さん、多分面白がってるね、それ。「コスプレすれば良いんじゃない?」って、何も解決してないからね??
てか、むしろ盛り上げようとしてるのかな?お母様は私の味方なんですね?
後。
「これは先輩の趣味に合わせるために買ったものです!」って。
あんたも何を言ってるの????????????
てか明日来るんじゃないの???????????????
なんか、自分がオネエ言葉になってるとか色々突っ込みたいところはあるけど、真鈴ちゃんの追い上げてくるぶっ飛び方を見てると全部どうでも良くなりますね。
てか、こんなん実話じゃねえわ。
ぶっ飛んだ方向に飛んでしまうこともあるのでちょっと危険。
正直小説の続きを書いてくれるようなAIだから、記事っていうのは向いていないのかも。
それは置いておいても、謎の行動力の化身『真鈴ちゃん』の存在や電車に乗ってると思ったら乗ってなかったりとか、結構突っ込みどころがあります。これを見ていると、今しばらくは「文章を書く」ということはまだ人間の領分でありそうです。
とはいえ、クリック数回で文章ができるところは本当に凄いと思います。これからもAIがどんどん活躍して人間が楽をできる社会を作っていってください、国の偉い人。
それでは、現場からは以上です。