通勤中の景色こそ、考えることが多い

2021年8月9日
記事

おはようございます。

と言いながら、締め切り1時間後に記事を書いている豪雪です。

 

違います、一本お蔵入りになっただけです。

夏カレーのようなものです。

  

 

こういうボケって、私は拾えるんだけど、他の人って拾えないみたいですね。現代人のツッコミ力低下には目も当てられないような、一種の物悲しさを覚えます。

 

今回の記事は周りに目を向けようぜ、という内容です。

皆さんは通勤中、街中のいろいろな景色を見ることと思います

ところで、その時に目に入る不思議な景色を何も考えずにスルーしてませんか?毎日見ている景色だからと、流してしまっているのではないでしょうか。

それは少々もったいない。そこから気づくことって数多くあるんですよ。

読者の方々にはもしかしたら興味がないかもしれませんが、私は大抵「自分の人生の反省」に結びつけて考えています。

今回は電車通勤に絞って、簡単にご紹介しましょう。

駅の激混みエレベーター

平日のここは激混みスポット

まず目にするのがエスカレーター。

朝の通勤時はここは本当によく混みます。手前10メートルぐらいから行列なんていうことも。

ここは東京ではないので、関東に比べるとマシかもしれませんが、ここもそこそこ並んでいるのです。

 

ところで、その時間ってただただ待つだけの時間なので本当にもったいない時間なのです。

だけれども、何も考えずに並んでいる人が多くいます。

 

これは他のことにも当てはまります。

みんながそこに並んでいるからとりあえず並んでみる。とりあえず流されてやってみる。

もちろん、それはそれで非常に大切なことです。

 

とはいえ、一脚とびで何かをなすにはそこから視点を引いて他の方法を探すべきなのです。

例えば、このエレベーターの隣には階段がありますが、階段は本当に空いています。誰も使わないのです。足を使うということを除けば、階段の方が早く目的地に着きます。

もっといえば、このエスカレーターの手前には実はエレベーターがあるのですが、なぜか誰も使わないのです。

楽だし混んでないしでエレベーターよりも使い勝手は良いはずなのですが。

 

 

冷静に考えれば、エレベーターを使うことが最大限メリットを出せると思いませんか?

自分の置かれている環境が正しいかどうかを見極めるためのいい例だと思います。

企業の広告

某企業の新幹線内広告

続いては広告

これも多くのひとはスルーしてしまうと思います。

それもそのはず、ほとんどの人にとって広告は「興味がないから」

 

しかし、そのうち一つくらいは興味が湧くものもあると思います。

例えば、歯磨き粉の広告。自分の知っているイケメン俳優がいればちょっと目につきませんか?そしてそのうち自分の興味のなかったはずの広告を読んでいる。

 

気づかぬうちにこういうことをやってしまう人もいるかと思います。

実は広告というものは複数の要素から構成されていますが、一番大事なのはキャッチ力、なのではないかなと考えています。

まず、広告はその商品のファンでない限り興味が湧かないものです。しかし、そこに対して見込み客を作りリピーターにするためには、まず「商品を知ってもらう」という第一の壁があるのです。

その第一の壁を乗り越えるためには、まず広告を見てもらう必要があります。

 

勘違いさせるつもりはないのですが、「見てもらう」であって、「読んでもらう」は実はもう一つ先のステップなのです。まずは「目を引く」ということが必要です。

どんなにいい製品でも、知ってもらえないだけで絶対に買ってもらえないのです。

だからこそ、「知ってもらう」ということが一番大事なんだろうと思います。

 

あとは、その広告がいいものかどうか、それは相手に判断してもらうことです。そのためのライティングだったりいろいろはありながら、まずアイキャッチする。

 

実はそのためにわたしが取り組んでいることもあるのですが、それはまた別のお話。

矢印を無視した人の動き

これはまたもう一つ人の移動について、一つ目のエスカレーターと似たようなお話。

通勤ラッシュ中は我先に登ろうとする人や我先に降りようとする人でお互い広がりながらすれ違います。

そしてそれをうまく円滑に動けるように階段には往々にして上の階段のように矢印が描かれています。下の人はこっちを歩いてください、というような具合です。しっかりとルール化されているのです。

 

しかし、本当に急いでいる時というのはこれを「いとも簡単に」破ってしまうのです。

 

これはわたし自身も経験がある話で、心に全く余裕がない時というのはかなり極端な動きをしてしまい、結果として怒られてしまうこともままあります。

こういったルールというのは、かなり精巧に作られており、それを一度破ってしまうと混乱が簡単に起こってしまうのです。

 

階段の例で行くと、すれ違えずにぶつかると多くの人が倒れてしまうことも容易に考えられます。

 

難しいのは、いかにして常に冷静にいられるか、という点に限ると思います。

だからこそ、Twitterの読み飛ばし能力というのも必要かなと思います。最近では煽りなんていうものも決して少なくないので、その力が小さいと真っ向から挑んでしまうことになります。

そうなると、相手の思う壺だったりします。冷静を失ったあなたは、負けないように汚い言葉を表に出してしまい、あろうことかそれで自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。

 

そういう衝突すら回避するためにガイドラインがひかれていたりします。ルールというのはかなり大事なものなのだと、反省してはできていない点で自分を責めるんですけどね。

 

 

ところで、最初のエスカレーターの話題とこれは一見矛盾しているように見えるかもしれません。しかし、エスカレーターの話題では「ルールではなく、みんながそうするべきだと思い込んでいる」のであって、その証拠に誰もエスカレーターを使ってくださいなどといっていないはずです。

ルールなのか、自分が思い込んでいることなのか。

そこまで見極めなければうまく生きていけないというのが、生きることの難しさの一つですね。

 

 

こんなことまで考えられるんだから、周り見るのも楽しい

普段はわたしも通勤中はスマホをいじりながらくることが多いです。

だけど、すこし顔を上げるだけで学ぶことがこんなにもいっぱいあるのです。

 

大事なのは、見逃さないことと復習すること。その二つをするだけで気づけることはかなりいっぱいあります。

普段からここまで考えながら歩いている僕も僕だと思いますけどね。

 

そんなわたしの頭の中でした。

 

 

現場からは以上です。