豪雪です。
暴論ですが、この現代社会において、タイピング能力はかなり必要な能力だと言えるでしょう。
あくまで自論ではありますが、単調な繰り返し作業や力仕事であれば自動化が可能です。わたし自身も、社内のルールに則ったルーチンは自動化を進めていっています。
それが加速度的に進んでいる今、その単調な仕事についている人はいつの日か、それも遠くない日に仕事を失ってしまう可能性があります。
これに対抗する方法はただ一つ。
自動化を作り上げられる人間になっていくことです。
そのための方法の一つとして「プログラミング能力」があるかと思います。
正直、プログラミングに「タイピング能力」が直結するわけではないですが、あって損をするもんではありません。
このタイピング能力を図る方法としてわたしがよくやる方法が「寿司打」です。
おそらく、やったことのある人の方が多いのではないでしょうか?
これはお寿司の食べ放題に似せたタイピングソフトです。
この3種類の食べ放題から一つを選んで制限時間内にどれだけ食べることができるのか?(元を取れるか)というゲーム性です。
今回はわたしは当然「高級」のみを選んでいきます。
ちなみにどんな問題文が出るかというと
安いものでこれくらい。
ちょっと高めのお皿としてはこれくらいになります。
高級になるとこれくらいの文字数でやっと一皿になります。
今回はこれを1時間(15回分連続)でやったのでその軌跡です。
(ちなみに一回120秒とありますが、タイピングが連続したときに秒数が回復するため、15回で1時間経過しました)
まずは15回連続の結果
さて、まずざっくり15回の結果発表。
今回は1・2・8・15回目をピックアップして結果を貼ります。
後ほど表にして全部の結果を出しますので焦るな焦るな。
まず1回目。
いつも慣れるのに若干時間がかかるので最初はこんなものです。
2回目以降は調子が上がるといいのです。
こちらは2回目。
個人的な話ではありますが、これが大体自分の平均より少し高いぐらいのスコアです。
ということは、連続してやることで、ある程度慣れ、スコアが向上していくことが期待できます。
さあちょうど折り返して8回目。
これは15回の中で最も高いスコアです。
ミスも最も少なく、平均タイプ回数も一秒間に5回を超えています。
これは1時間打ち続けた時には18000文字打てることになるので、一般的な卒業論文が3時間ほどで終わる計算になります。
そしてこれは15回目。最後の結果になるのですが、なんと1回目とほぼ変わらない結果に。
ということは、やり続ければなんでも伸びる、というものでないことはわかるかと思います。
さて、ざっくりわたしの結果はこんな感じです。
次に、全体の結果を詳細に表にしましたので、それを確認したいと思います。
15回の総括
まずは表をご覧ください。
さて、これだけのデータが取れました。
ちなみにデータをグラフにするとこんな感じ。
データと表の通り、最後の3回は明らかにスコアが下がっています。
相関関係として認められるのは、明らかにタイプ回数が下がりミスタイプが増えていることです。
おそらく、集中力が低下しているのだろうことが考えられます。
最も高いスコアが出ているのは先の画像の通り8回目。
これはどの数字をとっても最も良い値となっているので当然のことでしょう。
ここから考えられるのは、集中力がどんどん高まっていくも、後半に向けて失速。
その結果、最後の3回については1回目を除き最も効率が悪くなっているということが言えます。
これはもしや、普段の集中力とも関係があるのでは?
今回はタイピング能力の向上を図る耐久実験でありましたが、よく考えるとこの集中力と連続タスクの関係性は普段の生活にも言えることではないでしょうか?
自分の生活の中で、研究・仕事なんでもいいのですが、本当にそのやるべきことは最高効率で続けることはできているでしょうか?
それを見つめ直すいいきっかけになりました。
わたしはいつもとにかく頑張る派、ではないのではないですが、もっと自分の最高効率が出せるスパンを見出すことが大事なのだとも感じました。
それを胸に今日も仕事頑張ります。
よく考えると今日お盆休み明けの出勤じゃないですか。
やる気出るわけなかった。
あ、現場からは以上です。