TRPGの世界においてもやはり重要になってくるのは、根拠を持って恐れを忘れ堂々と突き進むこと。
どうも、豪雪婦人です。
※以下ネタバレ注意
先日参加してきたのがクトゥルフ神話TRPGの「柩と眠る」というシナリオ。このシナリオは簡単にいうと、失ったものを補完し合う歪な感情の物語です。簡単じゃねえな。
そんな中で得てきた教訓。それは「根拠があるなら恐れず突っ込め」というもの。
(ここからもっとネタバレに)
最終的にキャラクターが水銀を飲むか飲まないか、みたいなシーンが出てくるんですね。普通に考えたら水銀を飲む方が危険だから、私は他の打開策を考えてたんですよ。もう一人のプレイヤーが水銀を一気しようとするのを。
だけど、最終的にはその人水銀を一気飲みして硫黄を一気食いして挙句生還するという凄まじいことをやってのけたわけですよ。
ちなみにその行動の根拠になるのは、途中で出てくるアーティファクト的なものの効果だったり文献だったりから考察した結果とのこと。その結果、もう一人のプレイヤーであるその女性はその毒物を摂取することが必要なことであると確信していた。
そしてさらに確信しているだけでなく実際の行動に移すこともできる。うん、やはり恐ろしい。それができる彼女がもう一人のプレイヤーだったおかげでなんと私も生還することができました。
さて、この話はもちろんTRPGの攻略について考えるときに応用が効くのは当然ながら、実際に自分の行動にも落とし込むことができるのはないでしょうか。というのも、自分の中で「このように行動することが直感的にも論理的にも正しいと確信できる」ことってあるじゃないですか。だけど実際には周りに流されてろくな結果にならないこともちらほら。
例えば私は今会社に流されて3年目の営業マンとして東京にいるのですが、振り返ってみるとこの会社で勤め続ける必要もなければこの会社の営業として生活することは自分にとってストレス以外の何者でもないわけです。
それがわかっていながら、失うものがあるが故に保身に走ってしまうのが自分の本当に良くないところなわけです。失う覚悟もないのに新しいものを得ようとするんじゃないってね。
要するに、自分が正しいと思ったものの方向に向けてガッツリ挑むべきだということです。そのときに失うものは多くあろうとも、新しく得られるものもきっとあるのです。
失ったものは過去手に入れたものなので、本気を出せば取り戻せます。しかし新しく得るものは今挑戦しなければ、ともすれば一生手にすることはできないのです。
とにかく本気で生きるということを覚えてみたいとこのシナリオを通じて感じたおじいちゃんでした。
というか、そろそろお外で取材行きたいな・・・。
現場からは以上です。