ここ4ヶ月、仕事をせずに家にずっといる日々でした。なんだかんだ5kg太りました。結構絶望している豪雪婦人です。また体動かさなきゃいけないっす。それはそうと今日もお酒が飲みたいのでそれは自分を許していこう。
大した話ではないですが、先日大学の頃の友人に2年半ぶりに会いました。彼は今でも元気なようですが、何故かこのペシュカ.netを知っていたので、私は少し恐怖に駆られました。なんで知ってんねん。
ぶっちゃけその時のことは飲みすぎて覚えていないのですが、また会えるというのはなかなか嬉しいものがありましたよ。
それもこれも、お互いまだ生きているからなんですよね。
さて、最近私は「VA-11 Hall-A」(ヴァルハラ)というゲームをプレイしました。
まだまだクリアしていないので、自分の中でまとまったら何かもう少し濃いところまで書ければいいな、と思いますが、それはまたいずれ。
「VA-11 Hall-A」の初見イメージ
初見の印象は人間の心模様を察する、私には非常に難しい類のゲームだな、と感じています。しかしそれも面白さの一つ。
このゲームでは主人公はバーテンダーであり、続々と現れる特徴的なキャラクターにお酒を振る舞っては話を聞く、というスタイルです。そしてそのキャラクターの壮絶な過去を聴けたり、逆にお客さんのくだらない下ネタで主人公が爆笑したり、そういったお客さんとの会話を楽しむのがメインのノベルゲームだと感じています。
そして実はこのゲームの中でできることはかなり限られています。プレイする上でできることは「カクテルを作る」ことがほとんど全てです。お客さんの会話を聞いた上で返す言葉を選ぶとか、そういうことはありません。ストーリーを進めるのに必要なことは「カクテルを作る」ことだけです。他にできることは、買い物をするか、部屋の模様替えをするか、その程度です。
しかし、その「カクテルを作る」、そして提供するだけでお客さんの心をときほぐしたり落ち着かせたりするので、本当にお客さんが何を求めているのかを見極めて提供する必要があります。約1名それが壊滅的に難しい人も既に出てきているのですが、それでも言外の要求を見抜いて本当に求められているカクテルを感じ取るのです。
そして初めてお客さんが心の奥底で感じている悩みなんていうのを教えてくれるので、簡単に適当なカクテルを作るわけにはいきません。だからこそ「カクテルを作る」のはめちゃくちゃ重要な役割なのです。
「VA-11 Hall-A」を通して感じたお酒の魅力
ということで、お酒の魅力についてなのですが、一番は飲んだ人の思っていることを「素直」に引き出せることだと感じています。
「VA-11 Hall-A」の中でも、キャラクターが酔っ払って恥ずかしいことを言っちゃったりするシーンもあるのです。クールを気取っている人が本当にくだらない下ネタで大爆笑するなんていうのもあります。それを周りの人は好感を持って接してくれるので羨ましく思います。
というように、普段は隠していることを暴き出す一つの方法としてお酒の力があると思います。
そしてこれは決してゲームだからではなく、現実世界でも同じだと感じます。例えば私自身、この前大学の友達と飲み散らかした時に大変なことになりました。あまり普段であれば他人に話さないような内容のことも言ったりしていたので、お酒の恐ろしさというのは逃れられないと思っています。
しかしだからこそ、その人の本心を引き出すこともできると思います。例えば悩んでいる人の心の奥底を覗くためにお酒を通じてコミュニケーションを取れば、言いづらいことも言えるかもしれません。それが一つのきっかけとなり、悩みやトラブルが解決していくこともあるでしょう。大事なのは他人に悩みを語るというとっかかりを作ること。それができるので、お酒は有用に使えると思います。
そのような心を裸にしてくれる危険性と可能性の両方を持っていることこそ、お酒の魅力の一つだと感じています。
ところで、カクテル作ってみたいっすね。
さて、「VA-11 Hall-A」というゲームでは20数種類ものかなり多いオリジナルカクテルが出てきます。中にはビールやマティーニ・・・ではなくブランディーにという聞いたことのあるようなカクテルもあります。しかしそれ以外のカクテルは聞いたこともないものも多く、さらにレシピは架空の飲み物を使っているため再現はかなり難しそうに見えます。
しかしヒントとして、そのカクテルがどんな味なのか、または飲んだ時の感じはどのようなものか、というヒントがあるので、想像力を働かせればなんとか再現できそうです。
いつか色々とお酒を準備して、再現してみたいと思います。できれば、早いうちに。
ということで、それができるように今からお酒をいっぱい飲んで勉強したいと思います。では、ウイスキーを飲むために、おつまみのナッツでも買いにいきましょう。
というわけで、現場からは以上です。