※サムネイルは辛辣発言おばあさんであり、実在の人物とは関係ありません。
いつも応援ありがとうございます。豪雪婦人です。そこ、応援してないとか言わない。
実は私は今転職を視野に入れて活動中です。うまくいっているようで、なかなか納得が行っていないような、そんな感じです。転職をするだけならできそうですが、納得のいく転職先で無いなら、なかなか転職する必要ないかもしれない、うん。悩みはつきない。
そんな転職活動の帰り道、家の最寄り駅で倒れているおばあさんを発見して助けた話があるので聞いていってください。
目次
駅ビルのエスカレーター付近で倒れていたおばあさん
ことの発端は私が転職のために面接を受けた帰り道。駅ビルの中を通って家に帰ろうとすると、エスカレーターの前で辛そうにしゃがむおばあさんの姿がありました。意識はあるようですが、どうも立てる様子でもない。
声をかけてみると、反応はあるけどやっぱり調子は悪そう。
特にその日は暑かったので、熱中症や脱水症状の怖さがあったのでとにかく急いで水分を買っておばあさんに飲んでもらいました。すると少し回復したようで、ポツポツとそこまでの状況を話してくれました。聞けば、慣れないお酒を飲んだせいか調子が悪いということです。
とにかく休む必要があったので、近くのスタバに入って休憩をすることになりました。
肩を貸しながらスタバにまでいったのですが、足取りは少しふらついているようで心配でしたが、なんとかスタバで席まで行くことはできました。
意外と見て見ぬ振りをする人の多さよ
ここで一つ。
おばあさんが倒れてた場所からスタバまでは約10メートル。かなり近いところでしゃがみ込んでいました。そしてエスカレーターを降りてすぐのところにいて、そのエスカレーターを使う人は数多くいました。
私が通るまで他の人が何人も通っていたにもかかわらず、誰も声をかけていなかったんです。
決して見てみぬふりをする人も中には多くいたんですが、本当に誰も声をかけずにいました。これが都会の冷たさなのか、それとも現代社会の人間関係の希薄さなのか。昭和な感性の私からは、少し寂しさを感じました。
このタイミングで言うのもなんですが、もし困っている人がいれば、是非声をかけてください。おじさんとの約束だぞ!
通りすがりの女性も、スタバの店員さんも手伝ってくれた
話は戻ってスタバに入ったところで、もう一人の女性が冷たいお水を買ってきてくださいまいt。本当にありがとうございます。さらには私がおばあさんのことを席で見ている間に、スタバの店員さんに事情を説明してくださいました。
その女性にはおばあさんからも、そして私からもお礼を言ったのですが、急いでいたのかすぐに去ってしまい、お礼を言うこともままならないままでした。あの女性がどこかで何かいい思いをしてくれることを私は心から祈っています。
そして、スタバの店員さんも事情を知ると本当に快く席を貸してくださいましたし、おばあさんの体を冷やすために冷たいおしぼりを準備くださいました。もちろん私から何かを伝えたわけではなく、その店員さんの心遣いです。
ここで私は、一人一人の優しさの連鎖というものを感じました。女性が声をかけてくれたおかげでスムーズに席をお借りすることができましたし、快く席を貸してくれた店員さん(雰囲気的にはもしかすると店長さん?)もかなり手伝ってくださいました。
周囲にいた皆さんが少しずつ手伝ってくれたおかげで、おばあさんは少しずつ回復していきました。
その後おばあさんはお孫さんを呼んだので、お孫さんがなんとか迎えにきてくれることになりました。
無事お孫さんが到着して家まで連れて帰ってくれた
さて、おばあさんのお孫さんも無事到着して、おばあさんは家へと帰っていきました。私もスタバの店員さんも少し安心しました。
改めて考えると、人が倒れている時に見て見ぬ振りする人の多さや逆に些細なきっかけで助けてくれる人の多さ、その人間の無関心と優しさの両方に触れることができました。
きっと私も心の余裕がないとおばあさんのことを無視してしまったのかもしれません。しかしなぜかその時は体が動きました。
そういった他人への優しさというのは自分の心に余裕があるからこそできるのかもしれません。自分に余裕を持つということも、また人を幸せにする一つの方法なのかもしれませんね。
家に帰ってメールボックスを見ると、書類選考通過のお知らせが。
さて、その後家に帰ると、その日受けていたのとは別の企業から書類選考通過のお知らせが届いていました。この後、日程調整ののちに面接に行けることになりそうです。
その企業に受かれば、また面白いことになりそうです。
転職活動をもう少し頑張りたいと思います。
それでは。
現場からは以上です。